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腎臓病の食事療法

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腎臓病の食事療法

テレビのニュースでも時々特集していますが、腎臓病になる方が毎年増加しているそうです。

私の叔母も、糖尿病性腎症で腎不全の状態です。また、私の叔母が通院している腎臓病専門クリニックでも、透析室が満杯ということで、本当に他人事でなないと感じています。

叔母の場合は、とにかく栄養素の制限が多く毎日の食事作りが大変なのですが、いろんな方のサポートを受けながら何とか継続しています。

しかし、初めて腎臓病と診断された方にとっては、食事療法についてどうしたらよいか悩んでいらっしゃる方も少なくないと思います。

そこで、このページでは、腎臓病の食事療法について経験を元にまとめてみました。

腎臓病とはどんな病気?

腎臓病は、腎臓の糸球体や尿細管の機能が悪くなる病気です。一口に腎臓病といってもいろいろな種類があり原因や症状も異なりますが、腎臓の機能は一度失われると、回復することが困難です。

腎臓病の代表的な病気にはどんなものがあるの?

代表的な腎臓病には次のようなものがあります。

急性腎炎(急性糸球体腎炎)

急性腎不全

なんらかの原因によって腎機能が急速に低下して、腎臓での老廃物の排泄 が一過性に起こる病気です。しかし、適切な治療が行われれば治癒する疾患です。

慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)

急性糸球体腎炎の発症後、1年以上に渡って血尿やたんぱく尿や高血圧などが出てくる病気で、明らかな急性糸球体腎炎の症状がなくても、尿に異常が1年以上続く場合を言います。

ネフローゼ症候群

この病気は、原因となる病気が何であっても、高度のたんぱく尿と低たんぱく血症、高脂血症、浮腫などがみられるものを言います。

糖尿病性腎症

糖尿病の代表的な合併症で、通常、5~10年以上の糖尿病歴ののちに発症します。尿中への微量アルブミンの出現から始まり、腎機能が徐々に低下して、やがては腎不全に至ります。

慢性腎不全

様々な腎疾患が原因で、腎機能が数か月から数年かけて徐々に低下していく病気です。
末期の場合は、尿毒症になります。

腎臓病の基本的な治療は?

もし腎臓病になった時の基本的な治療は3つあります。

  1. 食事療法
  2. 薬物療法
  3. 血液浄化療法

医師は、腎臓病の種類やその程度に合わせて治療内容を決定します。

それをもとに、その人にあった治療が開始されるのですが、多くの場合食事療法は不可欠な治療法となっています。

実際、私の叔母も、食事療法を実践しているひとりで、毎日の食事が治療と意識して行っています。

腎臓病の食事療法の基本はなに?

腎臓病の食事療法の基本は、代表的なものに5つあります。

  1. 決められたカロリー摂取
  2. タンパク質の制限
  3. 塩分の制限
  4. カリウムとリンの制限
  5. 適切な水分量の摂取

当然のことですが、これらの食事制限の程度は、その人の腎臓病の原因となった病気の種類や合併症、年齢などによって変わります。

そのため、その人に会った食事療法の処方を医師が出して、管理栄養士などからの指導を受けるという流れになります。

食事療法を上手にするためのコツを知ろう!

 
医師から食事療法の処方箋がでたら、すぐに制限する成分をチェックしましょう。

  • 1日の総カロリー
  • 1日の総タンパク量
  • 1日の塩分量
  • 1日のカリウム、リンの量
  • 1日の水分量(制限が指示されている方のみ)

以上の制限をしっかり守ることが腎臓病の経過を左右するといっても過言ではありません。

食事療法を上手にするためのコツ1: 食塩を減らしましょう

 腎臓の負担を軽くするためには、食塩制限が必要です。

叔母の場合、食塩摂取量は1日5g未満という指示でした。(これは、ほとんど無塩食ですね。)

このように、医師からの指示に従い、上手に食事作りをして、できるだけ指示に近い塩分に持っていくようにしましょう。

食品の選び方

加工品や塩蔵品はさけましょう。できるだけ、生の食材を選びましょう。

調理の工夫

天然のだしをきかせると薄味でもおいしく食べられ、満足できます。また、酢や香辛料等を使うと、パンチのある味になり満足感が得られます。

食事のとり方

汁物はできるだけ飲まないようにしましょう。また、外食や惣菜類は、食塩量が多くなりがちですので、注意してください。そして、食品に表示されている食塩量のチェックも忘れずに行ってください。

食事療法を上手にするためのコツ2: タンパク質をとり過ぎないようにしましょう

肉や魚、大豆製品、卵類、乳製品には、タンパク質が多く含まれています。そのため、食品成分表などを利用して、常に、タンパク質のチェックをするようにしてください。

また、タンパク質の制限が必要な方のために低タンパク質食品が市販されていますので、それを活用する方法もあります。実際、私の叔母もこれを活用しており大いに助かっています。

食事療法を上手にするためのコツ3: 総カロリーを気にしましょう

患者さんの腎臓の状態によっては、医師から「あなたは、1日○○kcalです」と、カロリー制限を言われることがあります。その様な時は、カロリーを制限して献立を作成することが必要です。

また、制限する栄養素が多いと、それを気にするあまりエネルギー(カロリー)の摂取不足が起きることもありますので、注意が必要です。

献立のカロリー不足を感じたらこの2点を試して!!

  • 油・砂糖・でんぷん製品を利用して、エネルギーを高めましょう。
  • 市販されている、エネルギーを高める食品(例えば、低甘味性糖質や中鎖脂肪酸を使用した食品)を利用する。

食事療法を上手にするためのコツ4: カリウムやリンの制限には一工夫を

腎臓病の状態によっては、カリウムやリンの制限の指示がでる場合があります。特にカリウムは、野菜や芋類、果物などに多く含まれており、リンは肉などのたんぱく質系の食品に多く含まれています。

そのため、調理に工夫が必要です。

カリウムは水に溶けるので、野菜や芋は小さく切って茹でこぼしたり、水洗いして調理をしましょう。

生の果物やジュースは、カリウムチェックをしてから使用しましょう。

リンは、特に肉・魚などに多く含まれています。もし、タンパク質制限が出ていれば、自然にリンも少なくなるのですが、タンパク質制限がない場合は、摂り過ぎないようにしましょう。

もし、わからなくなったらアマゾンで日本食品成分表2019が出版されているので、それでチェックすると確実です。

食事療法を上手にするためのコツ5: 水分の制限がある場合は毎日チェックを

水分制限の場合は、医師や管理栄養士からどのようにするかを指導していただけますので、それを守ることが大切です。

まず、医師の指示による一日の水分量を確認します。軽量カップを使って、お茶や水、料理(特に汁物など)の水分量をチェックしながら調理や食事をしましょう。

腎臓病の食事療法のまとめ

先日、2カ月に一度の健診があったのですが、ナトリウムが7gという検査結果が出てしまいました。

医師から、「ちょっと多いですね。」と言われ、その原因が2週間前の日帰り旅行でおいしいものをたくさん食べたこととお土産にたくさんいただいた総菜を1週間食べ続けたことが原因だったようです。

叔母の様子を見ると、日帰り旅行がとても楽しかったようで、いつもきっちりやっている食事療法のストレス解消になったようです。

腎臓病の食事療法は大変ですが、たまには息抜きも必要と感じた瞬間でした。

食事療法を無理なく続けるには

食事は毎日食べるものです。当然食事療法も毎日続きます。その点からも、食事療法は患者さん本人、または家族の方が無理なく継続できることが大原則です。

食材の買い出しや、調理・計量も大変です。患者さん以外にも家族がいれば食事の手間も計り知れません。

無理してすべてをやろうとせず、少しのコストで外注できるのであれば、思い切っていろんなサービスを利用してみるのもひとつの選択です。

食事療法で、すぐ利用できるサービスは宅配食になりますが、3食のうち1食だけでも冷凍宅配弁当に置き換えるだけで、調理の負担はかなり軽減できます。

腎臓病の食事制限に対応した宅配食サービスの利用を、食事療法の経験者として心からおすすめいたします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ウェルネスダイニングをおすすめします♪


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